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【質問】:DL同人が売れません・・・。なぜでしょうか?

答え:その質問・疑問・お悩み、よくわかります・・・。

ぼくも同じ道を通ってきたからです。

いまでもそれほど売り上げは多くはありませんが、初期の頃の絶望的な状況からはじゃっかん抜け出し、いまは少しずつ数が出はじめてきた時期かなと考えています。

そこでぼくがやったことで効果的だったことや、売れない原因を探ることで質問に答えることにしたいと思います。

目次

原因ー11の要素

  • 「自分は速攻売れる」と客観的な根拠・データもなく思っている。
  • 設定価格が高すぎる。
  • 作品数が少ない(ストックビジネス)。
  • 表紙・サンプルの見せ方が効果的ではない。
  • タグ付けが適切に行えてない(もしくは売れ筋から遠く離れたものに設定している)。
  • 予告機能をうまく使っていない。
  • SNSなどで広報・宣伝活動をほとんどやっていない。やっていても、宣伝アカが育っておらずインプレ、いいね、RPが弱い。
  • どのページもデッサン人形の使用やAI添削した絵を数珠つなぎでつなげているだけで、エロさが感じられない。
  • 根本的な画力が足りていない。
  • ネーム部分(お話の根幹部分)が弱く、構成がなっていない。
  • 売れ筋作品の研究不足。

解説:①「自分は速攻売れる」と客観的な根拠・データもなく思っている。

まず現状のDL同人市場についてお伝えします。いまは生成AI作品の参入はもちろんのこと、作家自体がたくさん増えて、僕が参入した16年前とくらべて市場の様子は変化しています。いわゆる作家自体が供給過多で、競争率の高いレッドオーシャンとなっています。

僕の画力は16年前と現在では比べ物にならないくらい伸びていますが、レベルの低かった当時のほうが参入者も少なく、ビギナーズラックみたいなものも相まって、売り上げは高かった。でもいまは数年前と比べても、初心者~くらいのレベルの方は、内容が相当いいか数字を持っている方でない限り、注目度は低く、思ったように売れないと思います。

上位にいる万単位、十万単位を売れている方は、もともと数字を持っている上に、画力、ネーム(構成力)、表紙・サンプルの選択のよさ、SNSでの宣伝、商業作品での経験・・・など複合的な要素を持っている。だから売れている。

そこを最初のとっかかりとして、「よ~し一山あててやるかあ・・・!」と、軽い気持ちで入っていくと、失望する瞬間が多くなるように思います。

やる気があるのはいいことですが、進もうとする市場の様相は、まず、高い壁があるということをお伝えしたいと思います。

とはいえ、在宅でもでき、寒い・暑いなどの環境要因にも左右されず、自分の世界観を表現できる・・・。実力と運、そして数字を持っていればストックから不労所得を得られる“おいしさ”があるのも事実です。

解説:②設定価格が高すぎる、③作品数が少ない(ストックビジネス)

基本的にDL同人の基本戦略として1作品単体で売っていくよりも、複数作品を出し、新作の発売と同時に過去作を売っていくという手法(ストックビジネス的手法)が有効だと考えています。

僕の例でいうと、直近の13Pの短編漫画は新作販売数が74でしたが、併売していた過去作が、新作の売り上げと同時にトータルで136でました。これはあくまでも発売後1ヶ月後の数値ではありますが、初月だけで210でる。しかも過去作の占有率が65%程度と、過去作のほうが大きく伸びているのです。
もちろん大きなセールをいれたということもあり割引率という点から購入された方もいると思いますが、その後割引率を減らしてもトータルで97でています。新作単体の伸びよりも過去作3作分の伸びのほうが大きいのですね。

これを例にとっても分かりますが、新作は発売されると新着ランキングにのり露出が増えます。また販売数ランキング(24時間、1週間などの期間あり)にのればさらに伸びる。そういう作品露出を増やしていくという役割があります。加えてセールをつけることでお得感を増し、さらに購買意欲を上げることができます。

そして抱き合わせで「過去作」にも食指を広げてもらう・・・。

その際には、設定価格を高く設定しないことも大事かと思います。
ぼくも10数年のブランクがあって力作の63Pを880円で売出し、爆死したことがありました(『ヒーロー@ハーレム2』)。

まずはコンパクトな作品でいいと思うので、売れたい場合は110~440円くらいのレンジで、小さくジャブを打つのが戦略としては有用ではないか、と思います。
もちろん「表現したいものが大きくなるので、その分価格を上げていきたい」という気持ちがあるのは分かりますし、僕も大作志向でしたので50数ページくらいでいきましたが、それでも770円くらいまでにとどめておくと売れやすい思います。

購入する側の気持ちを考えてみてください。たくさんの作家がいる中で、よくわからない作家の長編作品に(それほどずば抜けたものがない場合)、800~1000円くらいのお金(しかもセールなし)を払うでしょうか。
いまは、読者の財布の紐はけっこう固いと思います。

ぼくも買う側に立ち、同人作品を研究しているので正直なところをいいますが、やっぱり30%オフ、いや10%でもいいのでクーポンやセールが入っていると、「買ってもいいかな・・・」という気持ちは増します。

基本的に低価格帯(110~440)でジャブを打ち、年に1作中~長編(770~990円くらい)を出すと、買う側も、安いもので様子を見て、あわよくば過去作も買ってみるかとなり安心感が増します。また抱き合わせでセールを入れておくと、過去作とセットで購入してくれる例もあります。

まずは低価格で創る側の労力も低めにハードルを設定すると、外してもダメージも少なく、また買う側にもやさしい設定になるかと思います。

解説:④表紙・サンプル、⑤タグ付け(⑥予告機能)

買う側はどこで作品を購入すると決めるでしょうか。見ているのは表紙(パッケージ画像)とサンプルです。あとは付属しているならば体験版。
なので表紙とサンプルは力を入れ、作品の内容を象徴する、最良のものを作り出すといいでしょう。
これは⑥とも関連しますが、いきなり出すのではなく、まず作品予告を使い、あらかじめ表紙を作っておいて予告します。そこでお気に入り数を集めておくと、どのくらい反響があるかを事前にある程度知ることができますし、数が少なければ表紙の描き直しも視野にいれるとよいと思います。

あとはタグですね。いまはみんな属性タグを使い、自分の性癖にあったものを探して購入します。たとえば巨乳、ハーレム、後輩、大量射精、断面図あり、NTR、BSS、母子姦、熟女、ギャル、異種姦、おねショタなど・・・。

そこを適切なものをしっかりと設定するということですね。

解説:認知面→⑦SNSなどで広報・宣伝活動をほとんどやっていない

この点も自分の体験から反省するところがしきりです。

いまはXがよく分からない理由で凍結してしまいましたが、最高で作品ポストがマックス「5万インプレ、1000いいね」ぐらいまで伸びました。Xを有料課金しプレミアム登録し、成人向けアカとして育成したからです。過去作の定期ポストをすると、おそらくですがそこから購入してくれる方がありました。

単純に考えてみてください。買っても買わなくても、5万インプレがあり、いいねの反応が1000あるものは作品の浸透具合、認知面で大きいと思いませんか?またそこからフォロワーが増加するということもよくありました。

ぼくは意識する前はいいねが30くらい、インプレも3000くらいだったでしょうか。そういう状態と伸びたあとでは作品の認知度がまったく違いますよね。

※ですが凍結するリスクもあるのでブルスカもアカを作り、育てておくと安心です。

解説:⑧AI・デッサン人形頼みで、作品に“エロさ(気持ち・熱意)”が込もっていない

このへんも結局、こういうことをやっていると、作品制作が工場の機械“作業”に陥りがちで、なんのためにやっているかわからなくなると思います。

描いていて楽しいとか、自分でもエロいと思う・・・。そのためにやっているのではありませんか?

そしてその作者の熱意やエロにかける気持ちに惹かれて、読者は作品を購入するのだと思います。

それを絵が上手ければ売れる、複雑な体位だから売れる。パースが整っているから・・・。それならばそういうものが入ってない作品は売れていないはず。なのに作画的には未熟でも4ケタぐらいで売れている作品ありますよ。

ココで見られるのは、実際エロいか、抜けるか、使えるか。その部分に対する理解(共感)だと思います。

この辺の理解、そも、何をエロいと感じるのか。そのへんを誤魔化したり表現的にためらいがあると、なかなか競争率が高い市場において、戦っていくときには足かせになるかもしれません。過激にやれ、はっちゃけたものを出せというのではない。ただ自分がエロいと思うものを、読者もエロいと思う・・・。その部分に嘘はつけないのではないかということ。

「性癖にウソはつくな」とよく聞きます。それは上記のようなことを意味しているのではないでしょうか。

僕もそこはそのとおりだと思い、恥ずかしいけどもういい年なんだしと思って、いい作品になればいいな・共感してもらえればいいなと思って描いています。

⑨、⑩、⑪

読めば分かると思うので、割愛します。

まあ地道な修練と研究・・・ということですよね。基本といえば基本です。軽く流しますが、最終的にはこういうところの積み重ねが根を張り、力強い創作をしていく際には必須ですね。

僕もコツコツ積み上げていきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。だいたいの僕の認識を述べてみました。今後も売れるために、よりエロいのを描くために、努力を惜しまずやっていこうと思います。

またみなさんはコレを読んでどう思いましたか?コメントや、以下のマシュマロからご意見をいただけると幸いです。

マシュマロ
闊達行雲にマシュマロを投げる | マシュマロ 匿名のメッセージを受け付けています。2010年頃から活動を開始。 途中おやすみはありましたが、10年ほど活動しています。 DL同人の奮闘記をYoutube、ブログで展開してます...

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